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龍爪(りゅうそう)伝

宿場の昔々のお話です。
母親のたっての願いに応えて、
引治三年に得度(トクド)して、小庵を建て念仏説法した
若い上人さまの御話。
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お上人まには若い頃から悪いクセがあり、女人に目があ
りませんでした。
百姓商家の家を廻ってはその家の女に手
をつけてました。堪り兼ねた母親が、我が身を息子に与え、
仏門に帰依させました。上人さまが本道を建立した時、村の
皆がお内儀さんと慕っていたのが、実は実母の徳、武田信玄
の異母妹にあたる高貴な方でした
暫らくは、母の躯に満足してる風だったのですが、
信景はま女好きの蟲が蠢きだし
夜遊びを始めます。
いまではそんな息子に嫉妬心まで感じはじめた母は、
なんとかして我が身ひとつ
息子の気を惹こうとあれこれ思い悩んだ末、
背中に刺青を入れてしまったのです。
はじめて母の裸身の刺青を見た息子が
思わず腰を抜かしてしまうほど、
気迫漲るが背中いっぱいに描かれていて、
その上母の股間の女陰=ホトの周りに
の鋭いが、何物でも握り潰そうと
待ち構えてました
そんな妖気に挽き込まれるように、
陰茎を埋めてみる信景でしたが、
すぐにぎょっと眼を丸くし気が動転。
「は、母上!」
「なにか変わっているの?」
「変わってるなんてもんじゃ。」
「鮑を中で、いゃ」
「竜が巻き付いて締め付けるの?」
「ち、違う、蛸壺ッ」
少し微笑んでみせた母が、両膝の角度を拡げる。
すると母の蜜壺が歪んで、上下左右に埋まった陰茎を
捻じ曲げはじめた。
脂汗を浮かべた息子、信景を見上げ
徳は満足そうに妖艶な笑みを浮かべる。
今度は真白く伸びた両脚を信景の腰に回して絞めた。
な、なんと、母の膣壷の襞が幾千の人の舌のように
陰茎に絡み付いて・・・。
堪らず、引き抜こうともがく信景。
母の両脚に絞め込まれ身動きできない。
その内、母の女陰の奥で髑髏を巻いていた
一匹の白蛇がスルスルと亀口から侵入して。

信景は放心状態で、
全身から力が抜け眼は空ろ、口から涎まで垂れ流し
さながら痴呆のようになってしまった。
そうして病はぴたりと止み、
功徳に励むようになったそうな・

林光寺ではその後、一年毎に子宝に恵まれ、
「お内儀さんは子を産む度に若返る。」

村では評判になりました
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奇跡は竜の巣で交わる光の矢
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